恫喝されて渋々運転した場合の交通事故

Q、自分の意思とは裏腹に強要されるような形で車を運転していて交通事故を起こしてしまった時でも自分が1番悪いのでしょうか?

僕は日頃からあまり気が強くないので人に言われたことを断れない性格で悩んでいます。
今現在は仕事をしているのですが、職場でも気が弱いせいで色々と無理なことを言われたり様々なことを命令されたりすることがあります。
嫌だと思っていながらもはっきり断ることができないので残業を押し付けられたり、他の人は嫌だと言う作業ばかりをやらされたりすることがあるのですが、つい先日、職場の先輩が今度僕の運転する車でどこかに遊びに行こうと言っていました。
僕は当然断るつもりでいるのですが今までのことを考えると、強引に運転させられてしまいそうな懸念があります。
自分で運転する気がなくても無理やり運転させられてしまい、万が一にでも事故が起きてしまったらどうなるのでしょうか?

やっぱりこのような場合でも自己の責任を取るのは僕になってしまいますよね?
なにかと無理なことを言ってくる先輩が何人かいるので、今後についてとても不安に感じています。
職場の上司などもこういった状態を見て見ぬふりをしていて単純に僕の事をからかって遊んでいるような感覚で見ているので真剣に相談することができません。
もしも強引に運転させられてしまったら、そういった状況を警察の方々に話せば状況的に何が変わることもあるのでしょうか?

A、万が一の際には強引に運転させた側にも責任問題が発生します。

上記のように恫喝して車の運転は無理矢理させたなどといった場合に交通事故が起きると無理やり運転させた側にも責任問題が発生することになっています。
特に立場上、会社の先輩ということで逆らうのが難しい状況の中、強引な運転をさせてしまうということがあれば、やはり運転させた側にも責任が問われることになるでしょう。
例えば、上司や先輩などが急いでどこかに出向かなければならず思い切りアクセルを踏んでスピードを出せなど言われた場合であっても責任はドライバーだけでなく、このような命令をした側にも発生することとなっています。
もちろんですが会社の飲み会などがあり、そこでお酒を飲まされた後、車の運転をさせられるようなことがあれば、後先を考えず警察に通報した方が良いでしょう。

このようなケースで実際に交通事故が起きてしまうと過失責任問題で、加害者側が会社の先輩などとトラブルになることがありますが、正直な話をすることと無理に運転させた側が自分たちの非を認めようとしないのであれば、弁護士を立ててとことん事実問題については突き止めていくようにしましょう。
できるだけご本人が断ることが大切ですが、それが難しい状況の中で運転させてしまうのが運転させる側にも責任があるのでこういったことを職場の先輩などに話してみるのも良いでしょう。
精神的にプレッシャーをかけられている相手からの命令というのは、さらに、精神的にも追い詰まるような状況となってしまいますので、その中で運転するのは安全運転ができるとは言い切れずやはり交通事故につながってしまう懸念も高くなります。

できるだけ自分の中ではっきりと断ることが大切ですが、どうしても無理矢理、運転させられるようなことがあれば当然ですが、運転させた側だけでなく加害者のあなた自身が責任を取らなくてはなりません。
そのためわが身を守るためにも交通事故を予防するためにも、このような命令には従うべきではなくあまりにもひどく恫喝が続くようであれば、その段階で弁護士に相談するといった方法も考えていきましょう。

Q、初心者が交通事故をした時には運転免許証を取り上げられてしまうのでしょうか?

僕は今自動車教習所に通っていてもうすぐ免許が取れるところです。
実際に免許を取って様々な場所に運転して出かけることができるのはとても嬉しいことなのですが、初心者の状態で交通事故起こしてしまうと、その際、運転免許証は取り上げになってしまうのでしょうか?
また、その後免許を取ることができなくなってしまいますか?
最新の注意を払いながら運転するつもりでいますが、交通事故というのは自分が気をつけていても起きてしまうものなのでやはり教習所に通っている立場として、こういった部分がとても気になります。

免許を取ることができれば仕事でも役立てることができるので職場の人にもやっともうすぐ免許が取れるななどと言われているのですが、例えば事故になってしまい免許を取り上げられるようなことがあると、その後の仕事もできなくなってしまうのでどうしたら良いのかと思っています。
またその際の罰金などについてはどのくらいの請求があるものなのでしょうか?
これまで詳しく知らなかったので、高い罰金を支払わなくてはならないということになるとすぐに支払えないため、そういった部分までとても不安に感じています。

A、免許に対しては事故当時の状況によって変わってきます。

交通事故が起きてしまった際にどのような状況だったのかによって運転免許証の減点やその他の処分方法などは変わってきます。
さほど大きな事故ではなく、違反についても大きなものでなければ、免許停止処分などで済むこともありますが、そうではなかった場合には免許取り消し処分になることがあります。
これはあくまでも免許の取り上げではなく運転免許証の資格そのものが失効するというものですから免許取り消し処分になった場合には免許と同じ扱いになります。

ただし免許の取り消しになったからといって一生免許が取れないわけではなく、その後一定期間が経過すれば再び運転免許証を取得することが可能になっています。
また罰金に関してもやはり事故の際にどのような違反があったのかによってトータルでの金額は違ってくるものといえるでしょう。
初心者だからといって罰金が多くなるようなことや免許証からの減点が大きくなるようなことはありません。
あくまでも事故が起きてしまった時の状況からこのような部分が決まることになっています。

ただし免許取り消しになった場合には次に免許を取得できるまで違反の内容によって期間が変わってきますので、この部分はしっかりと留意しておくようにしましょう。
非常に悪質なケースで免許取り消し処分になった場合には長期間免許の取得が出来なくなってしまうこともあります。
初回の事故であれば大丈夫などというものではなく、万が一にでも死亡事故などにつながってしまえば、その後免許が取得できるまで数年間は車に乗ることができなくなりますから覚えておく必要があります。
罰金について一括で支払いが難しい場合には分割でという方法が通用するものではなく、例えご自身が誰かに頭を下げてでもお金を準備して支払をしなければなりません。

こうした交通事故などに関しての罰金というのが支払いを待ってもらえるものではなく、経済的な状況などで支払ができなくても交通刑務所などで労働しながら支払わなくてはならない決まりがあります。
経済的に厳しく支払いができない人がそのまま見過ごされてしまうのであれば交通事故や交通違反は減りませんから、このような部分はとてもシビアなものだと思っていた方が良いでしょう。